Twitter上で、独立リーグの黒人投手の球速が話題を呼んでいます。
1球目はなんと180km、2球目も176kmを記録。
「群馬ダイヤモンドペガサス」の新入団投手のようです。
一体この選手は何者なのか、名前や経歴を調べてみました!!
また、「180km」という記録がデマであるかについてもまとめています。
衝撃!球速180kmの黒人投手現る!?
きっかけは5月1日に投稿されたTwitterから。
群馬の新入団投手スゲエ・・・ pic.twitter.com/hP41VNJpZZ
— 猫騙し (@nekodamashi2015) 2018年5月1日
5月1日に行われた独立リーグの「群馬ダイヤモンドペガサスVS武蔵ヒートベアーズ」の試合に冒頭で紹介した黒人投手が登板。
どうやら新入団投手であるようですが、なんとスピードガンで「180km」「176km」をマークしてしまったのです!!
球速で日本最速記録といえば、現在メジャー挑戦中の大谷翔平選手が2016年に記録した「165km」。
今回の記録はそれをゆうに越えてしまっていますよね・・・。
一体何者なのか調べてみたところ、ゴンザレス・ヘルメン選手という方であることがわかりました!!
どんな選手なのか、経歴を見ていきましょう。
ゴンザレス・ヘルメン選手のプロフィール
国籍:ドミニカ共和国
生年月日:1987年9月23日(30歳)
身長:約185.4 cm
体重:約90.7 kg
投球・打席:右投右打
ポジション:投手
ゴンザレス・ヘルメン選手は現在30歳の投手。
なんとかつてはメジャーで活躍していた投手で、
- ニューヨーク・メッツ (2013 – 2014)
- シカゴ・カブス (2015)
- コロラド・ロッキーズ (2015 – 2016)
・・・と3球団で投手として活躍していました。
2017年にはオリックスバファローズに入団。
開幕一軍入りを果たしたものの、すぐに二軍降格となり、しばらく二軍生活を余儀なくされていたようです。
しかし7月には再度一軍に復帰し、当時オリックスで投手を努めていた平野佳寿選手が二軍で調整をしている間、抑えとして活躍していたようです。
2勝1敗3セーブという結果で同年12月に自由契約選手となり、2018年4月30日に群馬の独立リーグ球団「群馬ダイヤモンドペガサス」と契約を結んだようです。
ゴンザレス・ヘルメン選手の180kmの記録はデマ?
2018年4月30日に「群馬ダイヤモンドペガサス」に加入が決定し、翌日5月1日の「武蔵ヒートベアーズ」戦で驚愕の”180km”を記録したゴンザレス・ヘルメン選手。
しかし調べてみたところ、どうやらスピードガンの故障であるようで、この記録は正しくないようですね。
ゴンザレス・ヘルメン選手の投球スタイルを見てみると
- 最速156kmのストレート
- 138kmのチェンジアップ
- 138kmのスライダー
の3つの球種を武器としているようです。
ですので180kmというのはちょっと無理がありますよね。
もちろん156kmも充分速いですが・・・^^;
さらに、下記のようなツイートも見つけました。
ヘルメンすげー、180キロ出しよったー
更に釣られて、ヒートベアーズの戸谷くんも敗けじと180km/h
なんだこの世界観w
ま、スピードガンがおかしくなっただけなんだけどさ
でもヘルメンが出てから狂ったのはホント
ヘルメンすげー pic.twitter.com/UcZzaPtb0j— 芦屋佑輔 (@you_ashiya) 2018年5月1日
対戦相手である「武蔵ヒートベアーズ」の戸谷投手の球速も「180km」を記録してしまったというのです。
事実だったらものすごい試合ですよねwww
ですので残念ながら「180km」という記録はどうやらデマであるようですが、スピードガンが狂い始めたのはゴンザレス・ヘルメン選手が登板してからなんだとか。
スピードガンが狂うほど威力のある球を投げられる投手であることは間違いなさそうですね^^
おわりに
群馬ダイヤモンドペガサスVS武蔵ヒートベアーズ戦で衝撃の「180km」をたたき出した黒人投手は、ゴンザレス・ヘルメン選手でした!
また、残念ながら「180km」の真相は”スピードガンの故障”であることもわかってしまいました・・・。
しかし実際のヘルメン投手も最速156kmのストレートを持つ速球派ですし、「群馬ダイヤモンドペガサス」にとっては頼もしい投手であることには間違いなさそうです!
まだ加入して2日目ですが、ぜひとも今後活躍していってもらいたいですね♪
最後までお読みいただき、ありがとうございました!