映画「打ち上げ花火」原作ドラマとの相違点は?あらすじや内容のネタバレについても!

引用:http://www.uchiagehanabi.jp/index.html

2017年8月18日に

全国東宝系でロードショーとなった、

岩井俊二原作のアニメーション映画

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」。

声優陣に広瀬すずや菅田将暉、

宮野真守に松たか子という

豪華キャストを迎え、

大いに話題になっていますよね。

実は、

この「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」には

原作となったドラマがあった事をご存知ですか?

スポンサードリンク

原作ドラマはどんなかんじ?

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は、

元々は1993年に放送されたTVドラマ

「if ~もしも~」のリメイク作品。

「if」のタイトル通り、

「もしもあの時、違った選択をしていたら全く違った人生だったかもしれない」

という誰しも一度は考え事がある

シチュエーションにスポットを当てた作品です。

本来、人生は選択の連続で、

誤った道を選び後悔をしたとしても、

やり直しは出来ないもの。

この作品は、そんな人生の分岐点で別れた結末を

両方見せるというものでした。

「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は、

このシリーズの1エピソードで、

選択した結果によって

青春の瑞々しさとほろ苦さを見せてくれる名作でした。

最初の選択で少年は大きな後悔を抱える事になりしたが、

その後悔を拭う様な「もう一つの結末」が、

視聴者の胸をキュンとさせたのです。

あらすじ

中学生の「典道」と「祐介」は、

「なずな」にほのかな恋心を抱いている。

夏のある一日、

二人はなずなの前で競泳対決をすることに。

その競争のさなかに、

典道は水中で不思議な玉をみつける。

一方、祐介は競争に勝ち、

なずなから花火大会に誘われる。

放課後、クラスメイト達が

「花火は横から見たら丸いのか?それとも平たいのか?」

という素朴な疑問で盛り上がっている中、

なずなが母親の再婚に

悩んでいる事を知る典道。

どうしてやることもできない自分にもどかしさを感じ、

水中で見つけた玉をふいに投げると、

何故か競泳対決の最中にもどっていた。

その時、典道が選んだのは・・?

【相違点】原作ドラマにより深みを持たせた秀逸なリメイク作品

ドラマでは2つの選択肢を提示する事で

人生の面白さを描いていましたが、

今回の映画では、

リアルな人生の中にある無数の選択の瞬間と選択肢、選択した数だけ存在するはずの「if」がある

ということ感じさせてくれる作りになっています。

「有り得たかもしれない、選択されなかった「if」」

に思いを巡らせることが出来る大人な作品です。

さらに、

ドラマでは小学生だった登場人物を

中学生に変えた事で、

青春映画としての瑞々しさや、

思春期独特の危うさも感じることが出来ます。

ドラマよりも、

ファンタジックな描写もふんだんに加えられていて、

オリジナルドラマの世界観を

しっかりと引き継ぎながらも、

アニメーションならではの魅力を

出した作品となっています。

おわりに

オリジナルドラマの世界観を

しっかりと引き継ぎながらも、

アニメーションならではの

ファンタジックさを見る事の出来る、

映画「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」。

あなたの中の「if」は、

一体どれだけあるのか。

映画館でキュンキュンしながら

感じてきてください。

スポンサードリンク