「アオアシ」手に汗握る名シーンを5つ集めてみた〜前編〜

引用:https://osusumedia.info/article/617

今私が絶賛どハマリ中のサッカー漫画「アオアシ」。

主人公がJリーガーを目指し、名門ジュニアユースで成長を遂げていく、王道スポ根物語です。

現在7巻まで出版されている同作ですが、すでに多くの名シーン・名言が生まれています。

そこで今回はその中でも選りすぐりの名シーンを5つ選んでみました!!

関連記事 : 「アオアシ」手に汗握る名シーンを5つ集めてみた〜後編〜

関連記事 : アオアシって漫画が面白くておすすめ!あらすじと魅力について語ってみた

スポンサードリンク

「誰がやめるかぁ!!!」

ユース選抜のシーンから。

ユースの最終試験で東京シティ・ユースと戦う事になったアシトら受験生チーム。

ユースの桁違いの実力に圧倒され、さらに試合後半に「ユース生は本来のポジションでプレーをしていない」という事実を知らされます。

ポジションが違うのに、この実力差————————。

受験生チームは完全に戦意を喪失してしまいます。

アシトにも限界が近づき、徐々に足取りが重くなってくるなか、監督の福田と目が合います。

「やめるか?」

(・・・やめる?”何”を・・・?)

そんなアシトの脳裏に浮かんだのは、ユースを諦めた後の家族の光景でした。

「やめた!化け物みてーな奴らだったよ!どーしたらあんなんなれるんかなぁ!?」

「もうサッカーは”普通”にやるんでいいや。気合いの入ったサッカーじゃなくても、十分楽しいしよ!」

「サッカーはもう・・・」

次の瞬間、アシトは果敢に相手に向かってダッシュし、ユース生からボールを奪い取ります!

引用:アオアシ2巻より

「誰がやめるかぁ!!!」

他の受験生が次々と意気消沈する中、一人奮闘するアシトなのでした。

「詰めろ、俺」

同じくユース選抜のシーンから。

試合も終了が近づき、ラストワンプレーになった時、ボールを受けたアシトは自らドリブルで敵を引きつけ、DF陣をかき乱します。

サイドラインギリギリからアシトがセンタリングを飛ばした先には、同じ受験生の橘がいました。

アシトがDFを引きつけたおかげで、相手DFは一枚。

シュートを決める千載一遇のチャンスでしたが、距離がまだ遠く、シュートを撃つには少し厳しい状況です。

しかし相手が詰めてくるのも時間の問題のため、無理矢理シュート体勢に入る橘。

そんな時に橘の視界の先にあったのは受験生チームの大友の姿でした。

大友はDFを引きつけた青井の動きを見て、空いたスペースに飛び込んでいたのです。

絶好のポジションでボールをもらう大友。

どフリーの状態でシュートを放ちましたが、惜しくも相手DFに阻まれます。

ボールが宙を舞い、誰もが試合終了を覚悟したその瞬間。

引用:アオアシ2巻より

ボールが飛んだ先にはアシトがいました。

アシトは橘がゴール前で大友にパスし、そのシュートが外れる事まで想定して詰めていたのです。

そのままダイレクトでシュート!!!

試合には負けたものの、ユースチームに大殊勲の1点を決めるのでした。

スポンサードリンク

母親からの手紙

無事にユース試験を突破したアシト。

しかしユースチームは東京にあり、愛媛に住んでいるアシトは一人東京へと向かわねばなりません。

東京行きの列車に乗る際、「母さんから預かってきた」と兄からバッグを渡されます。

電車の中で開けてみると、そこにはずっしりとした小包と1枚の封筒が入っていました。

普段は「大事な事は直接目を見て話せ!!」とガミガミ言ってくる母親が手紙を渡してくるなんて、よっぽど言いにくいことに違いない。

恐る恐る封筒を開けてみると————————。

そこには通帳と、一枚の手紙が入っていました。

手紙には、

見送りにいけなくて申し訳なく思っていること。

何度も話をしようとしていたのに、それをかわし続けたこと。

身の回りのことに使うのに困らないように、通帳をいれていること。

せん別として、スパイクをバッグにいれていることなどが書かれていました。

バッグに入っていた小包はスパイクだったんですね。

そして手紙の最後にはこう記されています。

最後に、

あたしは、サッカーのことがよくわからない。

あんたがサッカーうまかろうとへただろうと、プロになろうとなるまいと、

あたしには関係がない。

どうでもいい。

そんなんなくっても、

あんたはとっくに、あたしの誇り。

あんたが生まれたときからずっとそう。

それだけは絶対に忘れないで。

ケガをしないで、とにかく元気で。

あんたが好きなサッカーを一生懸命やりなさい。

頑張って。

ダイヤのエースなどでもそうですが、別れのシーンはホント泣けるものが多いです。

プロになれなくたって、あんたは私の誇り。

母のアシトを愛する気持ちが伝わってきて、涙を我慢する事ができなかったです。。。

母親の気持ちを汲み、決意を新たにするアシトなのでした。

後半に続く。

関連記事 : 「アオアシ」手に汗握る名シーンを5つ集めてみた〜後編〜

関連記事 : アオアシって漫画が面白くておすすめ!あらすじと魅力について語ってみた

スポンサードリンク