ジメジメとした梅雨の時期や、何故か気分が晴れない日には、スッキリとした飲み物を飲んで体の中からリフレッシュしたくなりませんか?
そんな時にピッタリの飲み物が「梅ジュース」です。
梅に含まれるクエン酸などに疲労回復効果があるとして再注目されています。
ひそかなブームを迎えている梅ジュースですが、まだあまりスーパーなどでは見かけませんよね。
やはり家庭で作るのが一般的のようです。
今回は、そんな梅ジュースのオススメレシピをご紹介したいと思います!
今回の目次
砂糖よりも黒糖を使った方が良い?
梅ジュースや梅酒を作る時には、氷砂糖のように普通の砂糖を使うのが一般的です。
しかし、最近は、砂糖の代わりに黒糖を使って作った梅ジュースが人気を呼んでいます。
黒糖を使う事で、一体何が変わるんでしょうか??
砂糖と黒糖って何が違うの?
そもそも、砂糖と黒糖では何が違うんでしょうか。
砂糖の原料はとうきびやテンサイと呼ばれる植物で、これは黒糖の原料でもあります。
材料は一緒なのですが、砂糖と、黒糖の一番の違いは製法の違いに現れます。
砂糖は、とうきびの搾り汁から糖蜜と呼ばれる不純物を取り除き、人工的に甘くした物であるのに対し、黒糖は糖蜜を分離させずに凝固させて作られた自然のものなのです。
大まかに言ってしまうと、自然の甘さか、人工的な甘さかといった違いのようですね。
黒糖で梅ジュースを作るとどうなるの?
黒糖は、糖蜜を取り除かずに作られる為、複雑な味がします。
その複雑さが梅ジュースや煮物等で「コク」を出したいときに重宝されるのです。
それだけではなく、黒糖はビタミンやミネラルを多く含んでいることも話題になっています。
カルシウムや、鉄分もしっかり含まれている素晴らしい食材です。
そんな黒糖を使った梅ジュースは、食欲が落ちてしまった時の栄養補給にも最適だと言えますよね。
人気の黒糖梅ジュースのおすすめレシピを知りたい!
黒糖梅ジュースが、とても体に良い事が良いことがわかった所で、気になってくるのはその作り方ですよね。
とても簡単で、美味しく飲める黒糖梅ジュースのレシピをご紹介しましょう。
黒糖梅ジュース・人気のおすすめレシピ
【材料】
梅・・・・1㎏
黒糖・・・1㎏
【作り方】
①梅を綺麗に洗って水を切ります。
→無農薬の梅が手に入るのであれば、洗わずに汚れを拭き取るだけでもOKです。
②梅を竹串でポツポツと突いて穴をあけておきます。
③大き目の容器に梅を入れます(底に沈んだ黒糖を混ぜる為、寸胴の容器がお勧め)。
④梅・黒糖・梅・黒糖・・と重ねていきます。一番上は多めの黒糖で覆うようにしてください。
⑤発酵すると、梅ジュースではなく梅酒になってしまうので、蓋はゆるめに閉めて空気の通り道を作っておきます。そのまま涼しい場所に置いておます。
⑥2~4日で、梅果汁に黒糖が溶けてシロップが出来てきます。この状態になったら1日1回、ヘラなどで底から掻き混ぜます。
⑦黒糖が全部溶けたら出来上がり。
しっかり保存すれば1年持つ!
出来上がった梅ジュースは、梅を取り除いて、保存瓶に入れて冷蔵庫で保管します。
冷蔵庫の中でもゆるやかに発酵は進みますので、蓋はゆるめに閉めておきましょう。
冷蔵庫での保存は3か月ほどですが、加熱してから保存すると1年ほど保存がききます。
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おわりに
いかがだったでしょうか?
出来上がった梅シロップは水で割っても良いですし、炭酸で割っても美味しく頂けますので、お好みの飲み方で梅と黒糖の風味を楽しんで下さいね。