わらびのあく抜き|重曹(タンサン)で行う簡単な方法!量はどれぐらい?

春ですね。

春と言えば、山菜が美味しい季節でもあります。

そんな春に出回る山菜で有名なのが「わらび」。

わらび料理としては天ぷらや煮物が有名ですが、わらびの根には、でんぷんが多く含まれていて、このでんぷんがわらび餅のもととなるわらび粉になるのです。

なんとも美味しそうなわらびですが、実は非常にアクの強い野菜であるため、アク抜きなくしては食べられません。

今回は、重曹(タンサン)を使ってわらびのアク抜きを簡単に行う方法をお伝えします。

▼「わらびのアク抜き」コチラの記事もおすすめです▼

わらびのあく抜き|米ぬかを使った簡単な方法!失敗しないための注意点は?

わらびのあく抜きは塩だけでできる?塩漬けで保存する方法も伝授!

わらびのあく抜き|灰を使う簡単な方法!失敗しないための注意点は?

わらびのあく抜き|小麦粉と塩で行う際に失敗しないやり方は?

わらびのあく抜き|失敗例とやり直し方法について!毒性はどの程度ある?

スポンサードリンク

わらびのアク抜きの方法は?

わらびのアク抜きを簡単にするには、「重曹」を使うのがおススメです。

重曹とは炭酸水素ナトリウムのこと。

ちょっと化学のお話になりますが、重曹は水に溶けるとアルカリ性になります。

アルカリは植物の細胞を壊れやすくするので、植物(豆や山菜)を柔らかく戻したり、アク抜きに役立ったりするのです。

原理がわかったところで、重曹を使ったわらびのアク抜きをご紹介しますね!

失敗しない!重曹を使ってのわらびのアク抜き方法

いくらアクを抜きたいからと言って、大量に重曹をいれるのは厳禁

風味が変わってしまいます。

アク抜きに必要なのは、

  • わらびの倍の量の水(わらびが500gなら、水は1000CC)
  • 重曹は小さじ1~2杯(最大でも水の量の1%以下)

です。

簡単!わらびのアク抜き7ステップ

①わらびの根元の固い部分と、開きすぎてしまった頭の先端を取り除きます。

②大きめの鍋に水を入れ、火にかけます。

③沸騰をしたら、重曹を入れます(入れすぎ厳禁!)

④大きめの鍋に水を入れ、火にかけます。

⑤火を止めて、荒熱をとります。

⇒沸騰直後では、温度が熱すぎるので注意が必要です。
わらびの全てが浸かるように入れてください。

⑥そのまま一晩おきます。できれば、数時間おきに柔らかさをチェックしてあげてください。

わらびが好みの柔らかさになったら、アク抜き終了です。鍋から取り出して、流水で水洗いをしてください。

いかがでしたか?

意外と簡単にできてしまいますよね。

今年の春は、ぜひアク抜きにチャンレンジして美味しい山菜レシピを増やしていってくださいね。

そもそも「アク抜きって」なに?

お料理初心者にとっては、「アクってなんだ?」って感じですよね。

食材には総じて、エグさや渋み等の「雑味」と呼ばれるものの素が入っているといわれています。

それが「アク」の正体です。

料理をする上で、「不快な風味」や、「ニオイ」、「濁り」の元となる成分が多く含まれている為、アクを取り除いて美味しい状態に仕上げるのです。

このアクを取り除く行為を「アク抜き」と、いいます。

おわりに

今回は重曹(タンサン)を使ってわらびのアク抜きをする方法をご紹介しました。

重曹の入れすぎにだけは注意して、アク抜きに取り組んでみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

▼「わらびのアク抜き」コチラの記事もおすすめです▼

わらびのあく抜き|米ぬかを使った簡単な方法!失敗しないための注意点は?

わらびのあく抜きは塩だけでできる?塩漬けで保存する方法も伝授!

わらびのあく抜き|灰を使う簡単な方法!失敗しないための注意点は?

わらびのあく抜き|小麦粉と塩で行う際に失敗しないやり方は?

わらびのあく抜き|失敗例とやり直し方法について!毒性はどの程度ある?

スポンサードリンク